「てんかいちぶどーかい、やりたいー!」
Rくんの希望で、ガイア森のようちえん「天下一武闘会」がひらかれました。
何やら一生懸命に紙に書いてるなと思ったら、ちゃんとしたトーナメント表。
リーダーも子どもたちの名前もあり、みんなでたたかうことに…。
「○△□〜!」とよくわからない技名を叫びながら、くるくるまわるRくん。
手前でかまえているゴロリにはまったく当たっていませんが、それが爆笑で楽しげでした。
僕はなぜかトーナメントが終わってからも、すっかりたたかいごっこが気に入ったTくんとたたかっていました。
相撲のぶつかり稽古みたいに、延々と30分も体当たりをかましてくるTくん。
なんで飽きないのか不思議でしたが、転がされても転がされてもぶちあたってきます。
「自然の中でなにをしてるの?」とたまに聞かれます。
ガイア自然学校にとって、自然は舞台であり道具ですが、目的ではありません。
森の中で、延々と「たたかいごっこ」だって、その子にとったら大切な体験なんです。
延々つきあえる大人がいるところ…、それがガイア自然学校だと、まずは思ってもらってかまいません。