ガイアキッズの「山とあそぶ」は、なぜか毎年5割くらいの子どもたちが「カニとあそぶ」に変更されます。
集合場所のすぐ近くにサワガニがたくさんいるからです。
見つけやすいし、動きもゆっくりなので、子どもたちでも捕まえやすいのでしょう、気がつけばうじゃうじゃとたくさんのサワガニを捕まえて見せてくれます。
ごくごく自然に、こうした自然の生物に触れられる環境があるのはすばらしくありがたいことだと思います。
生き物を知るために教室で写真を見たり、実物といっても自然の環境から切り取られた生き物単体を見せられることと、こうして自然の中で生きている自然の生き物に「触れる」こととは、大きな違いがあります。
その違いとは、「つながり」を感じられることです。
「つながり」とは、その生き物が生きている環境に自分もいること、どこにたくさんいるか実際の経験で理解すること、それには川の水や土が関係していること、などなど。
理論的に学ぶ訳ではありませんがいろんなことがカニ1匹を探す上で関係していることを体験的に学びます。
環境教育というと、大人が自然の中で子どもたちの前で、難しいお話をしなければならないイメージ(勝ってなイメージですいません)ですが、本当はただ体験するだけでいいと思ってます。
興味を持つだけで、つながりは生まれているのだから。