今年のGリーダー100キロ研修は、一昨年と違い3人1組で歩きました。
金沢市内の事務所を出発して、2日目の22時までに能登島に到着しなければならないルール。
途中のチェックポイントを必ず通ること以外は、ルートも食事も睡眠もチームの計画まかせです。
結果は、笑顔でゴールした者、泣いて喜ぶ者、泣いて悔しがる者、ゴールできずにあきらめる者、それぞれが感じたこと得たことはたくさんあったと思います。
ガイア自然学校では「自然体験活動の指導者」特に大学生の「Gリーダー」の育成も、大きなミッションの一つです。
これは、僕自身が大学生の頃にキャンプを通じて子どもたちと関わることで、自分自身が成長し、社会に出るときに役立つ「生きるすべ」だった体験からそうしています。
Gリーダーの育成は、京都で自然学校をしていた頃から行っているので、20年くらいは大学生たちと向き合ってきた事になります。
いつの時代も、どこの場所でも、スムーズにスマートに向き合えたことはありません。
波瀾万丈、もめて泣いて笑っての繰り返しです。そして、その中にお互いの成長があると思っています。
毎週のように、研修会を開いて活動のたびに子どもたちとの関わりの中で、自分が感じたこととしっかり向き合っていく。そこまでやっている団体は全国でもめずらしいです。
この、集まることと自分と向き合うことが重要で、人というのは関わりの中で少しずつ変化するのもだと実感しています。
Gリーダーたちが、社会に出ても有意義に生きていければ、それは世界を変える何かに繋がることだと信じています。