幼児にとって「森」っていうフィールドは「おもちゃ箱」みたいなもんですね。
「おもちゃ箱」の中であそんでる状態。
足元のイモムシも、テントウムシも、動くおもちゃだし。
川にいるカエルもタニシも、動く水中おもちゃだし。
なんでもない、木の棒や石コロは、伝説の剣や宝石です。
そのおもちゃであそぶということは、生命や宇宙について学んでいるのと同じことだと思うんです。
実際にさわったり、感じたりできる生命と宇宙です。
特に幼児期の子どもたちにとっては、基礎学力の向上につながる大切な体験だと思うんです。
それを認めて「じっくりまったり」側にいてあげる大人がいること。
途中でおもちゃを取り上げず、危なさにも耐えて、あそびつくすまで、そばで見守る。
それだけで、ノーベル賞とっちゃうような子どもたちを育ててると、割と本気で思ってます。
「森のようちえん」には、この「じっくりまったり」があるのです。
ただ、森で放置してる訳じゃあ、ないんです。
「森のよちえん」は立派な「教育」です。
この「じっくりまったり」ができる教育者は、意外とハイレベルなんです。
「先生」はついつい、おせっかいに教えちゃうから。
「ガイアキッズ」とどこが違うの、とよく聞かれます。
「ガイアキッズ」にはアクティブとまったりが、両方ありますが。
完全に幼児にあわせて「じっくりまったり」があるのが「森のようちえん」です。
この「じっくりまったり」で、ノーベル賞博士を育てたい人はぜひ。