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ぴっからコラム

【068】キャンプの良さ

「キャンプ」って何がいいんですかね?

仕事でやってるので、僕が問いかけるのは間違っていますが(笑)
時折こうして原点に帰ることは大事だと思っているのです。

子どもたちにとってのキャンプは、ただの「楽しいイベント」ではありません。
私たちも集客のために「楽しいイベント」を装っていますのでサギかもしれませんね(笑)
まあ「楽しい」部分は、ちゃんとあるので嘘ではないです。
しかし「楽しい」だけではないのが、キャンプのキモなんです。

キャンプには、「主体的な生活」がつきものです。
子どもたちにとって、普段ならお家の人がやってくれる「ごはん」「きがえ」「ねどこ」「おふろ」などの「用意」。生活の基本的なことを「自分で」しなければなりません。
さらに、他人と協力しなければ、これらの基本的な生活もままなりません。
つまり、自分で考えたり、自分で協力できることを考えたりしながら「自分の生活」を作る必要が出てくるのです。
これが、楽しめる子と楽しめない子に、分かれます。

この「主体的な生活」が、子どもたちにとって将来大切な「力」の源泉になると考えているので、ガイア自然学校のキャンプでは、スタッフがなんでも用意してあげるのではなく、子どもたちが自分でできるように準備して、失敗してもいいから「自分でやる」環境を作ります。

文科省が言ってる「生きる力」を育てるってのは、こういうことじゃないかと思います。

ここを育てられるのが、キャンプの良さだなー思います。
なので、楽しくも辛くもある訳です。

楽しかろうが、辛かろうが、子どもたちのためにはなっていると思うのです。

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