「マウンテンバイクでレースしよう!」とエーモンド(Gリーダー)が声をかけると、
「んーやりたくなーい…。」
「勝てへんのにやりたくない…。」
おや?わりとマイナスな反応。
子どもたちは、どこか「負けたらダメ」「失敗したらダメ」「必死になるのかっこわるい」みたいな気持ちが見え隠れしていました。
そんなことより楽しいことが、その先にはあるのに、そこを経験させてあげたいのに。
今回の活動に限らず、子どもたちの「挑戦する」ことに対して、残念なのが「失敗」や「負ける」くらいなら「何もしない」を選ぶことろ。
こんな、命の危険もなく、どこかの評価にもならず、損することはひとつもないのに、「認められないことを怖がる」気持ちが邪魔して「挑戦する楽しさ」を逃している。
これ「ほめる」教育が邪魔しているポイントだと思うんです。
「かけっこ一等賞すごいねー!」(一等賞じゃないとダメなボク)
「100点とったのえらいねー!」(100点とらなきゃダメなボク)
「ダメなボク」はイヤだから、だったら挑戦しない方がいい。やらない理由はいっぱい作れる。
挑戦する時のワクワク感や、負けた時の悔しい感情は、子どもたちにとって本当に大切な経験です。
負けたっていい、失敗したっていい。どんなあなたもあなただから。
挑戦しようよ!ってそっと背中を押せる。
それがガイアのGリーダーです。
気がつくとなんだかんだでレースが始まっていて。
「俺、もう一回!タイムとって!」
「あー!あそこでつまづかんかったら!」
と必死になる子どもたち。
その感覚が伝わってたらOKなんです。