「わたしは、つい子どもに対して、自分の気もちを先に言っちゃう。
『あっち行くのやめて』とか『あぶないからやめて』とか…。
だからすぐケンカになっちゃうし、子どもたちは言うこと聞かない。
でも今日、先に、子どもの「気もち」を受けとめることで、少し変わったことが起きた。
先に、子どもの「気もち」を受けとめることが大切なんだと気づいた。」
ガイア自然学校では、活動が終わってから、Gリーダーたちの「ふりかえり」を行います。
「あれがダメだった。次はこうしよう。」などの反省や改善ではなく。
Gリーダーが、子どもたちとの関わりの中で気づいた自分自身の心について、ふりかえります。
そんなふりかえりでのリーダーの一言でした。
ちょうど、この日の活動の前日に「カウンセリング」について研修をしたこともあって、この「子どもの気もちを受けとめる」ことについて、実践で感じることができたようです。
子どもたちをコントロールするんじゃなくて、その子の「気もち」を受けとめたり、こちらの「思い」も伝えたり、をしっかりとする。
難しいけど、毎日、毎週の子どもたちとの活動や、研修の中で繰り返し体験して学ぶことが大切なんだと思います。
4年目のリーダーにして、ようやくこの境地です。
パーフェクトではないけれど、学ぶ姿勢を持った学生たちが、子どもたちと向き合ってます。
ただただ、プログラムをこなす「引率者」や、安全だけを見守る「監視員」ではありません。
「カウンセリングマインド」を持って子どもと接する「援助者」であれるように。