週に2回、障がいを持つ子どもたちの施設にアウトドアクッキングの講師に行っています。
この日は「ぶたしょうが焼き」を作りました。
フライパンでみんなでお肉を炒めていた時の出来事です。
Aくんの手に、Mちゃんのお箸があたって熱いかったようです。
Aくんは、一生懸命泣きながら僕に訴えかけてきました。施設の職員さんがなだめていると、すぐにまたMちゃんと仲良くフライパンに向かっていました。
気持ちの中でめばえた感情は、強調して言葉とか行動に出ることがあります。
これは、障がいのあるなしに関わらず、子どもでも大人でも当然あることです。その出し方が違うだけ。
でも、基本は「私のことに気づいてほしい、認めてほしい」っていうのが、出ているんですね。
障がいを持つ子どもたちを見ていると、とてもわかりやすいです。
障がいのない子どもたちだって同じです。
逆に障がいのない分、ちょっとした行動、言動に気づいてあげることが大切だったりします。
気づける大人でありたいと思います。