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ぴっからコラム

【012】安全に自然体験

自然の中での活動における安全とは、どのようにして守られていくのでしょうか。

事故が起こったとき、場所のせいになりがちです。

「あそこに石があったから、子どもがころんでケガしたんだ!」

「川が深いからおぼれたんだ!」

たしかに自然の中ですから、危険な要素としてはそういうことがたくさんあります。
危険を何かのせいにし出すと、究極は外に出なければいい…なんてことに陥ります。

しかし、危険だからといって排除したり、予め大人が整備しておくことだけでは子どものためになりません。
子どもたちに危険のあることや対処法を教えることも、自然体験活動の大切な意義のひとつだと考えています。

そのためにガイア自然学校では、大学生の指導者「Gリーダー」の育成を行っています。

ガイアでは、毎週研修を実施しています。
安全だけの研修ではありません、リーダー同士コミュニケーションを深める研修をとことん行っています。
このことが、とっさの声かけや判断に大きな影響力があるので、安全の知識を付けるよりも重要と考えています。

安全管理にはいろんな考え方があると思いますが、基本的には「人」だと考えています。

あたたかい雰囲気と何でも言える関係が、心も体も安全に過ごす場を作るからです。
ただし、安全に絶対は禁物です。
それを理解した上で、子どもたちもリーダーも楽しくすごせる場をつくり続けたいと思います。

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