「スキーウエアが真っ黒になるってどういうこと?!」
わりと楽しそうに話してくださるNくんのお母さん。
「ホントすいません。」と言いながらも、嬉しそうに話してもらえるのが嬉しい瞬間でした。
ガイアの活動や、子どもたちの成長にとって何が必要なのかを理解していただいているんだなあと感じます。
子どもたちが自然の中で何かに熱中すると、大人では考えつかない遊びが生まれます。
そうなると俄然、子どもたちは活き活きとしてきます。
そして服の汚れなんて気になりなくなります。
この「活き活きした表情」はガイアの目標でもあるので、そうなったらやめる訳にはいきません。
もし現場にお母さんがいたら何回くらい「やめてー!」という叫びが聞こえるでしょうか。
しかしガイアのリーダーはやめさせません。
見て見ぬふりではなくて、目標だからやめられないのです。
親は自分の子どもに対するリスクのエリア(危なさや嫌だと感じる範囲)が、他人と比べると狭くなります。
これは当然のことです。
僕自身もガイアではいろいろ言ってますが、自分の子どもになると手を差し伸べるのが早くなったりストップワード(やめさせる声かけ)が増えたりします。
何を隠そう長男がスキー大嫌いになったのは僕のきめ細やかな指導のおかげです。
ガイアにお子さまを預けていただいたということは、このリスクのエリアを広げて子どもたちの体験の幅を広げることを期待されていると解釈しておりますので、保護者のみなさま洗濯よろしくお願いします。