「子どもの頃、ガイアが楽しかったから今の大学を選びました。」
そう言ってくれたのは、現在東京の農業系の大学に通うTくん。
Tくんとは意外な場所で再会しました。
それは、なんと茶室(笑)。
最近、趣味で始めた茶道の教室にめずらしく若いイケメンが座ってるなと思っていると、突然自己紹介タイムが始まり「なんだ?」と思っていると…。
「わかります?ぴっから?」とキャンプネームで呼ばれ、動揺しました。
よーくみると、小学生の頃にガイアの自然教室によく来てくれていたTくん!
面影ははっきりあって、すぐに分かったのですが場所の意外性と「え?もう大学生?」という衝撃で、オロオロしました(笑)。
冒頭のセリフのように、ガイアで自然体験がすごく楽しかった思い出があり、そこから自然に興味が出て今の農業大学に進んだそうです。小さいころは、元気いっぱいでガイアをすごく楽しんでくれている子でしたが、すっかり大人になって、とても嬉しい体験でした。
毎日の「森のようちえん」でも、子どもたちの成長は本当に早いです。
去年くらいまでバブバブ言ってたと思ったら、もう走り回って日本語を話してる。
「放課後自然教室」でも、ついこないだまで腕にぶら下がってきてた子たちが、声変わりしてたりする。
子どもたちは毎日毎日少しずつ成長しているし、変わっていっている。
その子どもたちの成長に、大人ができることって大したことはできないのではないかと思ってしまいます。親や周りの大人、教師が必死に「教える」ことよりも、子どもたち自身の成長する力、学ぼうとする力の方が圧倒的に大きいしストレートです。
大人にできることは、そうした子どもたち自身の「成長する力」を邪魔しないことだけじゃないかと、最近思っています。
それができる環境を作り続けたいです。