1月3日
15:00 能登島を出発し、妻と共に金沢へ戻る。
県外からの自衛隊の給水車や消防の救助車両とたくさんすれ違う「ありがたい、ありがとうございます、お願いします」の気持ちでいっぱい。
里山街道(バイパス)に乗る手前で渋滞、片側一車線で狭めの道だった。救急車が渋滞で上手く通れない、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
18:30 金沢到着。
21:00 次男(元自衛官)が愛知から金沢到着。
京都経由で水タンクを買ってきて貰った。
追加で買い出したいものもあるため、次男を連れて明日再び出発予定。
夜に大雨。
「もうやめてー」っていう気持ちでいっぱい。
妹夫婦は、一旦家で寝てみたものの、雨漏りがしたため、やはり車で寝たそう。
1月4日
「ガイア自然学校の運営について」
本日より、森のようちえんや放課後自然教室を通常運営開始。
金沢の建物は被害がなったので、通常どおり実施する。ただ、子どもたちに欠席は多い。被災したお家もある模様。
週末の連休に予定していた「スキーキャンプ」は中止にした。
1日時点で北陸自動車道が使えなかったことや、参加者の保護者の気持ちや指導に関わるリーダーの状況など、総合的に考えて中止を判断した。
道路が復旧したので、やってもよかったんじゃ?との思いも頭に浮かぶが。総合的に考えて、正しい判断をしたと思っておく。
しかし、これで今年度の赤字が決定。
この後に続く冬キャンプも、集まるだろうか。。
経営的な復興計画の見直しが必要。
と、朝は本業を少し行い。
ガイア自然学校の現場は、優秀なスタッフ(長男も含む)に任せる。
とてもありがたい。
次男と共にポリタンクに水をつめ、金沢市内でテントなどキャンプグッズを買い込む。
金沢市内は本当に通常営業。
テレビの映像の家がガケから落ちそうな箇所は、ガイア自然学校の近くで校区でもあるので、利用者も多く心配したが、ある意味金沢市内でひどいのはそこだけ。
テレビで繰り返し流されるため、金沢全体が家がひっくり返ってるみたいな印象を持つが、そうではない。
もちろん、揺れはひどかったろうし、家の中もぐちゃぐちゃで、人知れず被害のある箇所もたくさんあるのでしょうが、県外の人と話すとその印象が強いので、後の愚痴にも書きますが「ちがいます」。
11:00 金沢を出発。
12:50 能登島到着。
道路は、とても空いていた。
後から聞いたが、個人での物資搬送は止めるようにと県からお達しが出ていた模様。
ボランティアもお断りしている。
今はそれが良いと思う。
道路もいくつか復旧している。とても早い仕事に感動します。
途中、大型バス4〜5台がいて「え?観光バス?」ってなったが、中にはギッシリ「消防士」さんが乗っていた。
ありがとうございます。お願いします。
13:00 妹夫婦の家にたどり着く。
結構疲れ切っていたが、次男の顔を見てよろこぶ。
家がやはりきしむようで、不安なので中では過ごせないとのこと。
かといって、避難所も行きたくない様子。
なので、金沢から持ってきたテントや野外用ベッド、リクライニングチェアーなので、キャンプサイトを作った。次男は元自衛官でフィジカル強く、頼りになる。
「足が伸ばせて寝られる」と喜んでもらった。
とはいえ、日曜から雪予報なので、心配もある。
その後、自宅に戻り、水を運び込む。
三男は消防に出動しているため、不在。
次男は自宅の片付けを行う。
次男を自宅に残し、私は再び金沢に戻る。
___こっから愚痴____
今年度いっぱいで、社員が一気に3人辞める。
それ自体は、それぞれ事情があるので仕方ないが、新年度に向けて心機一転でがんばろうと思っていた矢先にこの地震。
そしてさっき、入社試験を受ける予定の大学生が、地震にびびって辞退してしまった笑
金沢はまだ大丈夫やっちゅうねん!
まあ、そんなチキンなヤツはいらん!
___こっから本題____
という訳で、ガイア自然学校では職員募集しています!
いい子いたら紹介してください!