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ぴっからコラム

ガイアのキャンプは「キャンプ」じゃない

実は豪華なキャンプ

「キャンプブーム」というのが、少し落ち着いて来たのでしょうか?
キャンプ好きな人や家族は増えた気がしますが、やたらキャンプ場の盛り上がりの話しを聞かなくなったのは、少しブームが過ぎたのかもしれません。
漫画やメディアの影響って、なんだかんだ大きいものですね。

「キャンプブームだし、ガイアさん今、儲かってるでしょう?」

と聞かれたことがあります。
そんな時は胸をはってこう答えてました。

「いいえ!(笑)」

儲かってないのを堂々と言うのもなんだかなという感じですね。

一般的な「キャンプ」とガイア自然学校でやっている「キャンプ」は別モノです。
自然の中に出かけて、きれいな景色や空気を楽しみ、野外ならではの食事を楽しみ、満点の星空の下テントで眠る。
一般的なキャンプはそんなイメージでしょうか。

イメージ自体は間違っていません。
ガイア自然学校のキャンプも、それらのことはできます。
しかし、もっと「すごい」体験ができて、もっと「すごい」感動があるのが自然学校のキャンプです。

まず、お客さんは「子どもたち」です。
子どもだけで参加できちゃいます。(親子キャンプ除く)
普通、子どもだけで「キャンプ」はできません。
一般的な「キャンプ」だと以下のことを自分でやらなければなりません。

「道具」も必要だし。
「場所」も探さなきゃいけないし。
「食料」も買っていかなきゃだし。
どうやって野外でごはんを作るのか?
そもそもどうやって「火」を付ける?
「テント」ってどうやってたてるのか?
「ムシ」とかにかまれたらどうする?
ケガとかしたらどうしよう?
急に病気になったらどうする?

などなど…。
難しそうじゃないですか?

これらを「フルサポート」で、子どもたちが「体験」できるようにしています。
しかも、24時間つきっきりでサポートしてくれる「楽しい大学生」付きです。
もちろん大学生だけじゃなくて、「キャンプのプロ」の社員も一緒に付いています。

全部用意してくれて、全部子どもが分かるように教えてくれて、安全も見守ってくれつつ、一緒に行ったら親がやらなきゃいけないような着替えの手伝いやトイレの補助、夜中にホームシックで泣いてたら夜通し付き合ったりもしてくれる。

これってなかなか豪華なサービスじゃないですか?
24時間×2日間とか、施設の一室に預けてシッターさんに見て貰うだけでもすごい金額になりそうじゃないですか?
なのに自然豊かな場所で、のびのびと子どもを遊ばせてくれる。
そう考えると、ガイア自然学校のキャンプはめちゃくちゃおトクなんです!
(それでなぜ儲かってないかというと、たぶんサービスしすぎなんです笑)

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子どもの「成長」がある

さらに。
ガイア自然学校のキャンプは、子どもたちをエスコートすることは「目的」ではありません。
「子どもたちの成長」を大きな目的にしています。

「成長」とは?

ガイア自然学校のキャンプで子どもたちが「成長」するのは、勉強ができるようになったり知識が増えたりする成長とは少し違います。もちろん副産物的に、知識や経験は増えますが、キモになるのはそこではありません。
具体的に書くと、以下の4つの成長が挙げられます。

(1)社会的成長
対人関係: 他人との交流方法や協力する能力の発達。
社会的ルールの理解: 社会の規範やマナーを理解し、それに従う能力。
チームワーク: 集団活動での役割分担や協調性の発達。

(2)情緒的成長
感情の理解と表現: 自分の感情を認識し、適切に表現する能力。
情緒の調整: ストレスや不安、怒りなどの感情をコントロールする能力。
共感力: 他者の感情を理解し、共感する能力。

(3)道徳的成長
倫理観: 善悪の判断や道徳的価値観の発達。
自己規律: 社会の規範や自身の価値観に基づいて行動する能力。
責任感: 自分の行動に対する責任を理解し、果たす能力。

(4)創造的成長
想像力: 新しいアイデアや概念を生み出す能力。
芸術的表現: 絵を描いたり、音楽を演奏したり、劇を演じたりする能力。

これらの成長は、多様な経験や活動を通じて促進されます。

「キャンプ」は「生活」です。
集団生活の体験や、はじめましての友だちと遊ぶ経験は、子どもたちの上記のような「成長」を著しく向上させます。
「自然の中でのあそび」は「興味」と「創造力」を作ります。
電子ゲームや大人に決められた遊びだけでは、ここは育ちません。
学習塾の合宿やスポーツクラブの合宿では得られない「成長」の分野です。
しかもこの分野の「成長」は、今後子どもたちが大人になる上で重要な「人として」の基礎となる部分です。学校でも家でも学べない部分なんです。
なんならここが成長すれば、勉強なんて後からいくらでも「やる気」で追いつけるハズです。

小学生時代に必ず「キャンプ」をさせる海外の国や、日本でも県によってはあるくらいです。
ホントは日本全国で、子どもたち必須にしてもいいくらいだと、私は思ってます。

そして「感動」がある

「キャンプ中、何回も家に帰りたいって思ったけど、
 今日みんなで追い込み漁したのがめちゃくちゃ楽しかった。
 みんなで1匹しか捕れんかったけど、食べたらおいしかった。
 魚きらいやったけど、おいしいと思った。」

3泊4日のキャンプにて、小学校4年生のAちゃんが3日目に話してくれた内容です。
Aちゃんは、キャンプ中楽しくなさそうにしていることが多く、担当のリーダーは気にしてマメに声をかけてました。

「ホントはあんまり来たくなかったけど、お母さんが行きなさいって…。」

と最初からあまり乗り気じゃなかったみたいでしたが、

「今日何しいたい?」

「一緒に海いこ!」

と、毎日マメに声をかけるリーダーに少しづつ心を許してくれたのだと思います。
3日目になってたまたまグループで海に出かけると。
誰かが波打ち際に、魚の群れがいるのを見つけました。

「みんなで囲って追いかけたら捕れるんじゃない?」

という一言で、みんなで波打ち際を走りまわって追い込み漁がはじまったのです。
結構長い時間、みんな大興奮で追い込み漁を楽しみました。
結果、1匹だけでしたが砂浜に打ち上げられた魚をつかんで、その日の夕食の自炊で焼いて食べました。

こちら側が意図して用意したプログラムではなく、自然と発生したミラクルな体験。
しかも、これまた偶然「グループで協力」をした経験。
「やらされる」のではなく、「やりたい!」「やってみよう!」から始まって、一致団結する経験ってそうそうありません。
この経験は、Aちゃんにとっては衝撃的だったと思います。
なぜなら、1日目とこの体験後とでは「表情」が全然変わったからです。

夢中になった感動

初めましての友だちと協力できた感動

魚が捕れた感動

食べたらおいしかった感動

いろんな「心」が動く感動があったからだと思います。

こんな感動体験、これまた普通の子どもキャンプだと中々味わえません。
ガイア自然学校の「自由」なキャンプだからこそです。

さて、ぜひこの夏、こんな子どもたちの成長や感動体験があるキャンプに、お子さまを旅立たせてみませんか?

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