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ぴっからコラム

「教えない教育」が子どもたちを輝かせる!

森のようちえん保護者のインスタより

「初めて名前書けた!」

最近、長女は字に興味がでてきて、最初は宇宙語のような文字を書きながらも、本人の中ではこれは「ママ大好き!」って書いてあるの!とか字を書くことを楽しんでいた長女。

私から見たら毎回なんて解読したらいいんやろ〜と内心思いながら(笑)
それでも書いた本人はできた!と満足気な様子。

今年6歳になる娘。
周りの同じ年代の子たちは字らしい字を書いているのを見て、正直、ふと大丈夫かな〜?と思うこともあったけど、だからといって字の練習をさせよう!とか思ったことは全くなくて、それはガイア自然学校の「森のようちえん」で育ってきた娘を今まで見てきて、大事なのはやらされるではなく、自分がやりたいと思ったことを自分のやりたいタイミングですることだと学んできたからです。

だから字も興味がでてきたら自然と書くようになるだろうなあって信じて待っていたら、つい先日、自分の名前を初めてかけた娘。

「ママ!自分の名前かけたよ!みてみて!」

と嬉しそうに何度も見せてくれて、次は次女の名前もかきたい!と言って、真似して書くからここに名前かいて!と言われ、それをみながら一生懸命に書く娘。

書く途中も、

「〝な“は書けるからお手本かかないでね」

と言われ、書ける字は自分で挑戦し、書けない字は助けを求める娘の姿に成長を感じました。

次女の名前が書けたらお次は私→パパ→幼稚園のお友達の家族みんなの名前を書いていました!

そんな娘の姿を見て、興味をもってやりたいって気持ちが湧いてくるときのパワーっすごいなあという思いと、自分の中から湧き出てくる気持ちと向き合う日々って大事だなと改めて感じた出来事でした。

教えない教育

インスタに上げていただいたこの文章を見て、とても嬉しく思いました。

「森のようちえん」も「放課後自然教室」も、どちらも行政的な位置づけは「保育施設」なので「教育」とは管轄が違います。
しかし、幼児期の子どもたちの日常や、児童期の子どもたちの放課後は、子どもたちが「育つ」最高のタイミングです。

ここで「教育」として関わることは、子どもたちを預かる身としては大切なことです。

特に幼少期はさまざまな「体験」を通して「感性」が育ちます。
「感性」が育てば、身の回りの様々な事柄に「興味」を持つようになります。
自ら興味を持つことを阻止されない環境があれば「主体性」が育ちます。
「主体性」が育った子どもは、自ら学びますから、大人が心配して「教えこまなくても」知恵がついていきます。

ここで、子どもたちを育てる側の「教育者」は「教えない」ことが大切なのです。

「教えない教育」ってなんとも矛盾していますが、本当に子どもたちに育って欲しいと願うと、この教育方針がとても重要に思えてきます。

今の時代「教える教育」のコンテンツは、あちこちに溢れています。
幼児ですらタブレットやスマホが操れるこの時代。
難しい知識も、あっさり答えを得ることができます。
教え方も洗練されているので、子どもたちで吸収しやすい教材があちこちに転がってます。
日本だったら誰でもどこでも、学べる環境にあると思います。

なので、主体的に「学ぼう」とする素質を育てること。
それだけで、子どもたちは「学べる」し、自らの道を選ぶこともできるようになります。

「教えない」けれど、目の前の子どもたちが「感じてること」「興味を持ったこと」を壊さずに、寄り添ってあげること。
なおかつ「安全」や「心の安全」をお互いが守れる環境を作ること。

これが、自然学校における「教育」のあり方だと思っています。

「自然学校」という働き方

先生不足が深刻な状況になっていたり、フリースクールが増えてきて学校の「あり方」が問われるようになっている昨今。

子どもたちの教育に興味があって、教師とはちょっとちがう仕事に興味ありませんか?

ガイア自然学校では、上記のような子どもたちへの「教えない教育」を行う人材を募集しています。

「トライアウト(体験型入社試験)」を随時実施しておりますので、よろしければ受けてみてください。

働くかどうかは別にして、ガイア自然学校をがっつり体験してみたい!という方にもおすすめです。

ぜひ、こちら

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