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ぴっからコラム

Gリーダーが日本を救う!

Gリーダー内結婚

GリーダーOBOG同士の結婚式がありました。
(Gリーダーとは、ガイア自然学校のキャンプリーダーのことで、大学生ボランティアで構成されています。)

7月は、てらぴこ(12期)&とっきー(12期)。

8月に、てんでぃー(12期)&ばん(12期)。

と2組も。

めでたく、嬉しく思います。
そして毎回、乾杯のあいさつしてます笑

ガイア自然学校のGリーダー同士の結婚は、これで8組となります。
ガイア自然学校を始める前に、京都でもGリーダーの育成をしてましたので、併せると10組以上いそうです。

自然学校の所謂「キャンプリーダー」は、大学生のボランティアで構成されている所が多く、キャンプリーダー同士の結婚というのは、各団体でもよく聞きます。
何を隠そう、私も大学生時代にキャンプリーダーをしており、その同期と結婚しております。

もちろん夫婦以前に、付き合う子たちも多く。

「誰と誰がつきあっていて、誰と誰が別れた〜。」

などの情報も、Gリーダー同士や社員も把握しているようです。
ただ、私は鈍いため、よく分かっていません笑

「キャンプで婚活!」みたいな話しもよく聞きますね。
ガイア自然学校の場合、ちょっと違いますがキャンプリーダーは付き合ったり、夫婦になってからも良いことがたくさんあるのではないかと思います。

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今どき珍しい!?深い付き合いができる訳

なんでGリーダーやキャンプリーダーなどの活動をしていると「深い付き合い」ができるのか。
まとめると、以下の効果や体験が生まれるからではないかと分析してみました。

(1)目的に向かって共に乗り越える効果

(2)同じ釜のメシを喰う効果

(3)吊り橋効果

(4)自分も他者も認める経験

(5)すでに子育て体験

(1)目的に向かって共に乗り越える効果

Gリーダーの活動は、単純に子どもたちに自然体験を提供しているだけはありません。

自然体験を通して、

「子どもたちがどれくらい成長できるか?」

さらにその体験から、

「自分たちがどう成長できるか?」

常に考えたり経験しながら活動をしています。

そして、そのための企画を数名のプロジェクトチームを作り、共に考えを出し合って創り上げています。
活動自体は、ほぼ毎週企画があったり、毎日の森のようちえんや放課後自然教室にも関わっているので、なんだかんだ毎日打合せや活動に集まっています。
そうして創り上げた企画や活動を、子どもたちに喜んでもらったり、上手くいかなくて悩んだり…。
同じ目的に向かって、共感体験が増えることで「仲間意識」は高まります。

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(2)同じ釜のメシを喰う効果

同じ共同体が同じものを食べることによって、同体としての帰属意識を持つこと。 あるいはそれを強化すること。 ある程度の期間、他人同士が同じ家で起居を共にする、ないし、学校や職場・軍隊で生活を共にする。

これも、そのままですが、キャンプ活動もたくさんありますので、一緒にごはんを造って食べる機会が多いのもひとつです。
学校や職場よりも、親密度が高まるのはこの「同じ釜のメシ」の効果が高い気がします。
「共同生活」とまでは行かなくても、近い感覚が生まれるのでしょう。

(3)吊り橋効果

「吊り橋効果」とは 「吊り橋効果」とは、不安や緊張から引き起こされたドキドキする感覚を「あなたが好きだからドキドキしている」と錯覚する心理現象から生まれる効果のこと。

アウトドアの活動をしていると、

「危なかった〜!」

みたいな「ヒヤリハット体験」は、どうしても発生します。

山の道なき道を上ってみたり、川の激流を遡ってみたり、高い堤防から海に飛び込んだり…と。

「一緒にドキドキする経験」がたくさんあります。

これもそのまま「吊り橋効果」が発生する場面とたくさん出くわす訳です。

(4)自分も他者も認める経験

ガイア自然学校では、子どもたちと対峙するときに大切にしているのが、

「ありのままを認める」ことです。

子どもたちはもちろん、Gリーダー同士も当然「認める」ことを大切にしています。

日帰りやキャンプの活動後、活動そのものの反省というよりは、自分の気持ちに気づくことや、他者とのコミュニケーションの中での気づきに対して話し合うことに時間をとっています。
「自己を認めること」「他者のそのままを認める」ことを、意識的に話していく体験をします。
こうした、お互いをちゃんと認める体験って、意外と少ないと思うのですが、ガイア自然学校の「ふりかえり」で日常的に行っていることで、心地よい「認める」経験ができているのです。

恋人関係や夫婦関係にも「必須」の心構えではありませんか?

(5)すでに子育て体験

子どもたちの成長について考えながら一緒にあそぶ。
他所様の子どもたちを預かっている立場ではありますが、Gリーダーたちは、かなり真面目に向かいあったその子のことを考えて行動しています。

さらに、「森のようちえん」や「親子キャンプ」などで、実際に「子育て中」の母親や父親たちと接して、子育ての大変さや喜びを目の当たりにする機会もあります。
大学生の段階で、こうした経験をしておくことは、非常に意味があると思うのです。
自分が子育てする立場になったときどうするか、っていうのを自然と考えると思います。
そんなシミュレーションができる経験って、なかなかないと思います。
遠回りかもしれませんが、立派な子育て支援に繋がっていると思ってます。

Gリーダーになりませんか

いかがでしょう?

もちろん、恋愛目的でGリーダーになられるのは困ります笑

あくまで、真面目に活動した上での副産物です。

しかし、日本の少子化に歯止めをかける(大げさか笑)施策になりそうなくらい、真面目に付き合える相手ができるのではないでしょうか。

「出会い」自体は、簡単できる世の中になっていますが、出会ってからの深い付き合いが造れる時代にはなっていません。
そんな深い付き合いのできる仲間、増やして行きたいと思ってます。

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