
春の風が少しずつ柔らかくなって、森の木々たちも目を覚まし始めています。 シェア金沢の裏山では、子どもたちが落ち葉を踏み出す音、鳥のさえずり、そして時おり吹く風の中に、春の訪れを確かに感じています。
私が自然の中で子どもたちと過ごすようになってから、もう20年以上が経ちました。 もともと、学生時代に障がいを持った子どもたちと一緒にキャンプをした経験が、すべての原点です。 焚き火を囲みながら、不器用でも一生懸命に火を起こすその姿に、心を打たれたのを今でも覚えています。
「この子たちは、自然の中でこそ、心から自分らしくいられる。」
そう思ったのが、私の「始まり」でした。

2002年に能登島に近く住み、2006年に金沢でガイア自然学校を立ち上げても、すべては「子どもたちに自然体験を通して、生きる力を育んでほしい」願いというからです。 自然の中には、答えが用意されていない。虫が思い通りに出てきてくれるわけでも、木登りがいつも成功するわけでもない。
は、「森のようちえん」や自然体験型の学童保育を通して、年々小さな子たちが増えてきています。泥んこになりながら、びしょぬれになりながらも「楽しかったー!」と最近叫ぶ子どもたちの顔には、スマホやゲームの画面では得られない「生きてる実感」があります。

そして、もう一つ大切にしているのが、大学生のリーダー育成です。 今では70名の学生達、子どもそば達で、時には先生として、時には友達として頑張ってくれています。 私にとっても「もう一人の子どもたち」。
「自然の中で、自分に出会う。」
これは私がいつも子どもたちに伝えているのですが、実は一番そう感じている言葉は、私自身はないかもしれません。
今日も森の中で、小さな命の概要と、子どもたちのまっすぐな瞳に力をいただいております。
これからも、自然の中で「本当の自分」に出会う場を、一緒に作っていきましょう。
