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ぴっからコラム

【078】「成長」はどんなときに

平成10年に文科省が「子どもの体験活動等に関するアンケート調査」を行いました。

その結果の中で、子どもの頃に「自然体験」や「友だちとのあそび」などの体験が多いほど、大人になってから「やる気や生きがい」を持ち、最終学歴が高く現在の年収も高くなる傾向が見られた、とあります。

また、発達心理学的に児童期の子どもたちに必要なことは「あそび」であり、それも「体験的なあそび」、ゲームやカードあそびではなく、外での集団あそびや自然の中での自由な「あそび」こそが、子どもたちの成長にとって必要なことだとされています。

今、お子さまにとって本当に大切なことって何でしょう?

ガイア自然学校では、子どもたちの「成長」を真剣に考えた上で、外あそびや自然体験を大切にしています。

では、子どもたちの「成長」とは、どんな時に起こるのでしょう?

自分で興味をもって、自分で調べようとしている時、子どもたちは学びます。
「主体的」な時、子どもたちは学び成長するのです。
やらされてやる勉強、大人が仕組んだあそび、どちらも子どもたちの主体性を失くし、成長のきっかけを奪うものだと考えています。

木のぼり一つにしても、大人が教えるのではなく、自分で試行錯誤して失敗から学びながら登ることが楽しいし、登りきった時の子どもたちの笑顔と達成感こそが成長につながっています。

ガイア自然学校のプログラムの多くは、子どもたちの主体性を大切に考えられています。
朝、集まった時にまず子どもたちに「今日は、どんなことがしたい?」という問いかけからスタートします。
大人が予め用意したプログラムに子どもたちを無理矢理のせるのではなく、子どもたちとGリーダーたちが一緒になってその日をデザインしていく「フリープログラム」という形態をとっています。
そこから生まれる「あそび」は、子どもたちのワクワクとGリーダーのドキドキが混じり合ったミラクルな体験につながります。

「主体的」に「あそぶ」ことで、子どもたちの「成長」を育んでいくことがガイア自然学校のプログラムの本質的なねらいです。

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