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ぴっからコラム

【076】森であそぶということ

幼児にとって「森」っていうフィールドは「おもちゃ箱」みたいなもんですね。

「おもちゃ箱」の中であそんでる状態。

足元のイモムシも、テントウムシも、動くおもちゃだし。

川にいるカエルもタニシも、動く水中おもちゃだし。

なんでもない、木の棒や石コロは、伝説の剣や宝石です。

そのおもちゃであそぶということは、生命や宇宙について学んでいるのと同じことだと思うんです。
実際にさわったり、感じたりできる生命と宇宙です。

特に幼児期の子どもたちにとっては、基礎学力の向上につながる大切な体験だと思うんです。
それを認めて「じっくりまったり」側にいてあげる大人がいること。

途中でおもちゃを取り上げず、危なさにも耐えて、あそびつくすまで、そばで見守る。

それだけで、ノーベル賞とっちゃうような子どもたちを育ててると、割と本気で思ってます。

「森のようちえん」には、この「じっくりまったり」があるのです。
ただ、森で放置してる訳じゃあ、ないんです。

「森のよちえん」は立派な「教育」です。
この「じっくりまったり」ができる教育者は、意外とハイレベルなんです。
「先生」はついつい、おせっかいに教えちゃうから。

「ガイアキッズ」とどこが違うの、とよく聞かれます。
「ガイアキッズ」にはアクティブとまったりが、両方ありますが。
完全に幼児にあわせて「じっくりまったり」があるのが「森のようちえん」です。

この「じっくりまったり」で、ノーベル賞博士を育てたい人はぜひ。

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